障害者雇用にハマる理由

医療機関に先行する形で、大手企業の本社等でも、知的障害者等の雇用が広く行われるようになってきました。そうした現場で障害者雇用を開拓された人事担当者の中には、退職後も自社や他社で障害者雇用に関わり続け、生き生きと活躍されている方が少なくありません。

「障害のある職員は、障害のためにできることにも制約がありますが、一人一人の特性を把握し、それぞれの良い点を捜して能力を最大限生かす工夫をすれば、驚くほどの力を発揮してくれます。『人を活かす』ことの素晴らしさを実感でき、そのことによって自分もまた力をもらえました。障害者雇用を通じて、たくさんの素敵な出会いがあり、私自身の人生を実に豊かなものにしてくれています。」

障害者雇用にハマってしまった元人事担当者は、楽しそうにそう語ってくれました。