(4)「長期にわたる治療等が必要な疾病をもつ求職者に対する就職支援事業」

「長期にわたる治療等が必要な疾病をもつ求職者に対する就職支援事業」(長期療養者就職支援事業)は、がん、肝炎、糖尿病等の疾病により、長期にわたる治療等のために離職を余儀なくされた方や転職を余儀なくされている方を対象として、ハローワークに就職支援ナビゲーターを配置し、がん診療連携拠点病院などとの連携のもと、個々の患者の希望や治療状況を踏まえた職業相談・職業紹介、患者の希望する労働条件に応じた求人の開拓、患者の就職後の職場定着の支援などを実施しているものです。がん診療連携拠点病院などへの出張相談による職業相談や労働市場、求人情報などの雇用関係情報の提供も行っています。就職支援ナビゲーターは各都道府県の基幹的なハローワークに配置されており、厚生労働省では平成25年度から3年間モデル的に配置を進め、28年度には全都道府県に配置が完了しました。ハローワークの連携先拠点病院として、47都道府県の57医療機関が指定されており、基本的にはがん連携診療拠点病院が指定されています。

(参考1)長期療養者就職支援事業(リンク)

(参考2)実施箇所及び連携先の拠点病院一覧 (リンク)