同じ仕事で自然な出会い

関東地方にある県立病院では、障害のあるスタッフがテープカット作業などを行っています。この病院では、毎年就職してくる20~30人の看護師に対して、初任者研修で障害のある職員と一緒にテープカットなどの作業をしてもらっています。障害のあるスタッフから作業方法を教わり、会話をしながら皆で作業することを通じて、組織としての障害者雇用への取組みを理解してもらい、一緒に働く仲間である意識を持ってもらうことを目的とした試みです。この研修からコミュニケーションが生まれ、研修後も、院内で顔を合わせた時に声をかけるなど、取組の効果を感じているそうです。